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となりのインド人@ムンバイ

インド企業で働く日本人による中流階級インド人の話@ムンバイ
ホームレス中学生とインドの物乞いからビジネス考
閑話休題。
比較対照にはなりませんが。。。

昨年から「ホームレス中学生」がヒット、映画化されるようですね。その本自体は読んだことありませんが、著者が中学生のときに親の借金のせいでホームレスになり、近所の人に助けてもらうという心温まる話、だそうな。

こんな話を聞くと、インドの物乞いのことを考えずにはいられません。そして、日本って平和な国なんだなーっと。

もちろん、中学生でホームレスになってしまったこと、さぞ過酷な環境下で苦労したことでしょう。でも、ホームレスになって悲惨と思うのは日本だからだよなあ、とも感じてしまいます。

インドでは、物乞いは一つのソサエティーになっています。
決して彼らには悲壮感はありません。言ってみれば、明るいホームレスです。

もしその中学生がある日突然、インドでホームレスになったらどうでしょうか?
だーれも見向きもしない代わりに、悲惨とも思わないかもしれません。変ないい方ですが、インドはホームレスにとって生きやすい国だと思います。

そんなこと言ったって、カースト制という差別によって彼らは差別されているんだ!というご指摘もあるでしょう。でも、実際目の当たりにしてみると、カースト制もあるけれど、もういまやそれを超えた、単なるソサエティーにしか感じることができません。

つまりインドは、大富豪から貧民までさまざまなソサエティーの人が暮す国、ただそれだけなんです。例えるなら、ある一つの大陸に、超大金持ちの国と貧しい国が隣り合わせであるような。だから、大富豪の人がほかのソサエティーに足を踏み入れることは絶対にないし、その逆ももちろんない。そしてお互い干渉せず、無関心です。

ほぼ同じ人種で、そんなに階級が違わない日本人にはその感覚がなかなか理解できないと思います。でも日本にも同じことが実は言えますよ。日本人だってよその国のことには興味ないでしょう。それと一緒です。

もう、差別という意識ではないんですよ。
だから物乞いも言ってみれば一つの職業です。物乞いにお金をあげるのも、その人次第。あげたからといって決してその人が慈悲深いということでもなく、あげないからって冷酷な人でもないんです。物乞い以外にも、路上では物売りの人がものを売りつけに来ます。これを買う買わないもその人次第。物乞いにお金をあげるあげないも、これと同じ感覚だと思います。

さてここでホームレス中学生の話に戻すと、彼を助けた日本人がいて、なんて慈悲深い!と日本の場合はなるんでしょう。でもインドでそれをやるのはルール違反だし、ひょっとすると身の危険があるかもしれません。つまり、インドでは「信頼」という概念がないように思います。日本は「信頼」で成り立っている国ですね。まず、信じることから始まる。でもインドでは悲しいかな、「疑う」ことで始まります。

ここで多くの日本人は、そんなひどい!なんて貧しい考え方なんだ!と怒るかもしれませんが、それが現実です。さらにそこで私が思うのは、日本人が外交下手なのはすべてそこから来てるのはないではないか、ということです。要は「甘い」。どこぞでも書きましたが常に相手に対しての「期待」があるんですよね。

かなり乗り遅れてはいますが、日本もインドとこれからさらにいろいろ関わることもあると思います。でも、彼らは非常にシビアですし、押しが強い。それに対抗するには、日本国内でしか通じない「甘い」考え方を捨てなければだめだと思います。そーいった微妙な感覚はやはり一回インドに来て見ないとわからないところだと思います。

ですが、日本人の美徳である「信頼」を捨てろと言っているのではありません。つまり、外交では日本的な考え方から、海外仕様の考え方に切り替えられるようにならねばならないということです。ただ、ひょっとするとこの「信頼」という考え方が非常に有効になることもあるのかなあ、という気もします。匙加減が重要?

これを現場で実行したことはありませんが、なんとなく感じます。
だってそうは言っても人間だからね
そして、自重自戒も込めて。

(チャレコ)

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# by neighbor-indian | 2008-01-25 18:09 | チャレコ
電話中毒の人々―職場からその1
インド人はお喋り大好き。

これについて話し出せばキリがなくなるのだが、ここ4,5年で庶民の間に普及した携帯電話は、まさにインド人にとって神器そのもの。電車の中でも周囲にお構いなくペラペラギャーギャー、ドアを開け放して走る電車の騒音に負けじ!と叫びながらの会話。車の運転中も当たり前。
警察は一応取り締まりをしているようだが、現金を握らせば無罪放免、よっていつまでたっても危ない運転は減らない。

職場においては皆が皆、どこに行くにも携帯を握りしめて行動する。時には2つしかないトイレの中へ持ち込んで長電話。他人の迷惑も考えてほしいけど、気配りという習慣はゼロに等しいので、迷惑掛けてるとは考えつきもしない。喩え注意されても忘れちゃうから・・・・疲れる。
こんな風にした会社も悪いのだけど、どうしてそんなも話すことがあるのか不思議・・・・・
この人たちが 「今日一日、口を開くな!電話使うな!!」と命令されたら、不謹慎だけど、間違いなく死ぬんじゃないかと思う。電話の内容からも、さして緊急性は感じられない。

例えば・・・・・
(今なにしてる?) 
から始まって、
(ランチは誰誰と何を食べた。今日は××でオーダーしたよ。)
(今からミーティング。上司がいるから電話には出ないよ。会議終わったら絶対に電話するから・・・うんうん絶対にする!)
*電話に出ない時は上司とのミーティングのみ。上役不在の会議ではみーんな電話に出ちゃうんです!

電話で話す相手は、家族間が圧倒的のようだ。日本の携帯電話会社が行っている、家族間割引サービスを行えば利用者大幅up大ヒット間違いない。だって10億人市場だから!

上司Qと横に並んで仕事をしていたときは、会社に着くなり愛妻から携帯に電話がかかってくるタイミングの良さに驚かされていた。
仕事中、彼は事あるごとに妻に電話する。そんな彼の姿から、家族愛を目に見える形で表現するインド人に感心する一方で、なぜその時間に私のメールに先に返事しないんだ!と電話線を抜いてやりたい心境に駆られていた。

彼はインド人の中でも周囲への配慮は少しはできるので、度が過ぎた、と自覚した時は、私からの殺気を感じてか、『彼女(妻)は体調が悪いから、電話してあげないと。』等、つらつら理由を言ってきた。

それを見ながら、家族を理由にすれば、大概のことは大目に見られて、誰も文句は言わない、この国の事情を肌で感じた。そんなことを考え始めると、理由にできる家族がこの国にいない私たち単身外国人は、なんだかとっても損している気がする。

いつも面白いなーと感心することは、職場の男子がGFや家族以外の女性と電話で話すときは英語を使うこと。家族とは大抵はローカル言語で話し、同性の友人とはヒンディー語を話すので、家族以外の女性(女の子)と話しているのがバレバレです。でも彼らは周囲が聞いてるなどとは考えもしないから、とっても楽しそう。

ちょっと脱線してしまいましたが、家族にはその日一日何があったか事細かに話しているため、毎日同じもの食べてる私より、家族の方が会社近辺のレストラン情報やメニューに詳しかったりする。

私には、仕事中に私用電話を頻繁にするのは仕事に集中できない、または仕事ができない、というカッコ悪いイメージがある。が、インド人は何においても親しい人とのコンタクトを頻繁に求めるし、そういう感覚は持ち合わせない。仕事時間にやるべきことをやれば、何をしてもよい、という考えが顕著だからだ。

私たちの感覚では、話す頻度よりも内容の方が重視されると思う。同居している家族なら、毎日顔を合わせるわけだから、よっぽどの事がない限り仕事中の電話は避けるだろう。
しかしインド人はそんなこと全くお構いなし。内容はどうであれ、コンタクトを密にとって、その頻度が高ければ高いほど人間関係は上手くいく、と考えている節がある。

でも・・・・なにせ明るい記憶喪失の人たちが多いから、密にコンタクトを取らないと、相手が誰だったか忘れちゃうのかも!という考え方もありますね!


by どんどこ


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# by neighbor-indian | 2008-01-17 15:38 | どんどこ
インド人vs時間厳守
インド人は時間にルーズだ。世界的に見て、日本人程の時間厳守の精神は稀かもしれないが、インド人程の時間のルーズさも稀かもしれない。今回は、そんな時間厳守に対するインド人のとんでもない理論を中心に、中流階級のインド人の仕事に対する姿勢が垣間見えるお話。

我社のクライアントサービス(だけではないが)が時間通りに出勤してこないこと関して、この3年の間、私は何度も議題に持ち上げてきた。

マーケティングチームのVice President であるQ曰く、

> 人にはそれぞれ短所と長所があるのだから、時間が守れないことだけで人を判断してはいけない。

> 時間厳守がプレッシャーとなって精神的に追いやられ、いい仕事をできなくなる人もいるかもしれない。

一見、心が広そうな解釈に見えるこの返答だが、裏を返してみれば、時間を守れないことは短所だとわかっていつつ認めたくないので、他の長所へと目を向けるように促す論点のすり替えと、時間厳守がいかにマイナスの力を持っているかのような事実の捻じ曲げを行っているのである。

ある程度の秩序やルールがありそれに皆が従ってこそ、会社や世の中が円滑に動くもので、皆が好き勝手にやっていたらうまく回るものも回らなくなってしまうのではないであろうか。

あ、だからインドって、何もかもが大惨事なのか!(納得。。。)

Q自身が時間に甘い人間なので、時間に関する話し合いは結局いつもクローズされない。挙句の果てには、他人のことは気にしなくていいから自分のやるべき仕事だけををしなさいといわれる。遅刻をし続ければ、後々その人のKPIに響くだけなのだからと。

ちなみにKPI(key performance indicator)とは、各部署や各個人がターゲットとなる数字(指標)を設定、モニタリングし、結果的にパフォーマンスの度合いを測るためのもの。

つまりQは私に、自分のパフォーマンスだけを気にしていろということ。私だって、他人の仕事にあれこれ口出しをする気なんて更々ない。ただ、時間厳守とは社会人として本当に当たり前のことで、会社の顔となるクライアントサービスが時間を守れないとは、会社にとっては信用を無くしかねない事態に陥ることだって十分に考えられる。つまり、一社員が時間を守れないことは、会社全体に大損害を与え得るのだ。

インド人は大概にして、木を見て森を見ない

第一、時間通りに出勤できないなら、お問い合わせへの返信は○時間以内なんて公約するものではない。できないことを直ぐに口にするのもインド人の特徴だ。

とはいえ、入社してかなり暫くは、我社では「お問い合わせへの返信は○時間以内」をしっかりと守っているものだと思っていた私。後々、「返信○時間以内、目標85%!」を聞いたときはずっこけそうになってしまった。100%できて当たり前と思っていた日本人の感覚とは遠くかけ離れたものであった。

さらには、「お問い合わせへの返信は○時間以内」をホームページで大々的にアピールしており、返信時間を30分でも伸ばすことは競合他社との競争に負けるとの理由から、社長自ら数件の遅れには目をつぶるように指示を出していたのだ。

ご存知のとおり、日本では大手英会話教室のNOXXが、「好きな時間にいつでもレッスンを予約できる。」を宣伝文句にしていたところ、実際には人気のある時間帯には生徒が集中しレッスンの予約が公約されていた通りにできないことから、同宣伝文句が虚偽との判決が下された。その後がNOXX辿った一途はここで説明するまでもない。

日本の消費者は鈍感なインド人が想像できないほどあらゆることに関して敏感だ、ということに早く気がついて欲しい。手遅れになる前にね。

Bolie

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# by neighbor-indian | 2008-01-17 05:47 | Bolie
そんな言い訳ってあり!?シリーズ ~遅刻編1~
当時社内翻訳者(日→英)として採用されたPちゃんは友達である限りはとってもかわいくていい子。しかし、仕事となると話は別だ。彼女のトンでもない遅刻の言い訳を2つほど皆様に紹介したい。

1) 「家の前が水浸しでーす!」

インフラ整備の悪さから、雨季の間は道路が水浸しになり交通が麻痺することも多々ある。そんな雨季のある日の朝、Pちゃんから「家の前が水浸しなので外に出れませーん。会社に遅れまーす。」と電話があった。

彼女の仕事はお客様からきた問い合わせメールを翻訳して、他のインド人スタッフに転送すること。彼女が来なければお客様への返信が遅れてしまう。我社ではお客様のお問い合わせへは〇時間以内と公約しているので、彼女が時間通りに出勤できないのは大問題だ。私は急いで身支度をし、代わりに出勤する。

昼少し前になってやっとPちゃんが出勤。朝の件を話し合うことに。Pちゃんは一生懸命に自分は水浸しの中出勤できなかったと理由(言い訳?)を話すが、なんと言われようとも、日本にいるお客様が納得できる理由とは到底言いがたい。

ムンバイのインフラ整備の悪さは彼女の責任ではないが、20年間雨季というものを経験しているのだから、事前の(雨季前の)問題予測と対処方法を考えておくべき、、、とインド人相手には少し期待しすぎたのかもしれない。。。

ムンバイの雨季なんて、所詮地球の一点で起こっている気象現象に過ぎないんだよ!!!


2) 「家族と観光に出かけましたが、帰りが遅くなってしまいました。明日の朝は遅れまーす!」

とある日曜の夜11時半ごろ、カフェでまったりゆっくりしていた私のところへまたもPちゃんから電話がかかってきた。どうやら家族で観光地へ行った帰りなのだが、帰りが遅くなってしまい家に到着できなさそうとのこと。そのため明日の朝は私に代わりに出勤して欲しいとのことだ。

当日の朝にそのような電話をしてこなかっただけまだ誉めてあげたいが、それでも時間は夜の11時半をまわっている。しかも、遊びに行って帰ってこれないなんてやはり心証は悪い。そもそも、私が電話に出なかったら?明日の朝は私の都合が悪かったら?私は彼女の都合でいつでも行動できるわけではないのだが、彼女にしてみれば、報告の義務を果たしたので自分は十分に責任を果たしたとでも言いたいのであろう。

さて次の日、またもPちゃんとの話し合いの場を設ける。そこで出てきた信じられない言い訳の数々とは・・・

> 家族と親戚がもっと他にも見たいと行っていたので、帰りが遅くなった。
> 一番年少の自分は早く帰ろうと言えなかった。
> 皆で車で行っていたので、自分一人で帰ることができなかった。

一体何歳の子どものいいわけだ?ここは小学校じゃないんだよ!!!

この稚拙な言い訳は、Pちゃんがフレッシュマンなだけ??と思いたかったのだが、先日我社の部門長(通称、ゴッドネー)と話していたときのこと、

私: 「インド人って、何で時間に甘いわけ?9時出勤とかって別にフツーじゃない??」

ゴッドネー: 「ほら、9時に出勤するためにはそれより早く起きて朝ごはん食べたり。通勤にかかる時間もあるし。」

通勤が大変なのは、インド人だけなんじゃないんだよ!!!

日本のサラリーマンやOLだって遠方から2時間かけて通勤していたりするし、通勤時間に悩まされている人なんて世界中にたくさんいる。

インド人よ、どこまで自分に甘いんだ!?

Bolie

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# by neighbor-indian | 2008-01-16 02:11 | Bolie
入国できない!
現在我社での一番の古株日本人なので、イミグレーションでの入国拒否、日本への強制送還など、ビザ系のトラブルを先頭を切って引き受けてきた私。で、今回は入国拒否のお話。

インドでは一般的に、日本人が現地でビザ延長手続きをすると3ヶ月の臨時ビザの発行となる。しかし、当然のことながら3ヵ月経っても何も起こらない。インドでは、相手に仕事をリマインドして初めて事が進むのである。

そこで私も、3ヵ月の臨時ビザ期限切れの前には役人達をリマインドしにFRROに出向いた。待合室で数時間待たされた後やっとのことで呼ばれ、Under considerationというスタンプをFRROブックレットに押される。以上、所要時間30秒。他には何も言われない。会社に報告し、念の為、後日確認のための電話を入れてもらう。どうやらこのビザの状態でも別に問題ないそうだ。

さて、私はゴールデンウィークを日本で過ごし心身ともにリフレッシュして、また戦いの場インドに戻ってきた、と、そこで、イミグレーションの係りの人が、

「お前はビザを持っていないから入国できない。」

成田からの出発が3時間半遅れたため、飛行機がインドに到着した時点で時間はすでに夜中の12時半をまわっていた。加え、長時間のフライトでグタグタに疲れた人間にそんなひどい仕打ちが待っていようとは・・・。そんなはずはない!私はちゃんとFRROに報告してスタンプをもらっているんだ。このビザの状態で問題ないって言われているんだ。ちゃんと確認してくれ!

まったくお前らいつも、そうやって皆違うこと言いやがって!!!

やんややんやとやり合うが一向に埒が明かない。そうこうしているうちに、小さなオフィスに連行され、事情聴取を受ける。このまま直ぐに日本行きの飛行機に乗せられてはまずい、何とか時間を稼がねば、と精神的にぎりぎりな状況に陥りながらもあれこれ作戦を立てる。とりあえず、次の日は出勤の予定になっているので突然休むわけにはいかない、会社の上司に今の状況を説明しなければならないと伝える。

しかし、なんとも不運なことに、携帯電話が使えない!事情聴取室にあった電話を貸してくれと頼む。AB男(上司)よ、頼むから出てくれーーー!が、出ない。今度はインド在住歴6年の日本人友達にかける、と、出てくれた!大雑把に状況を説明し、とりあえず激励の言葉をもらう。そこで電話タイムは打ち切られ、今度は出発フロアーへ連行される。

頑張れ、Bolie!絶対にここから出られるはずだ!

次の日のお昼の便で日本に帰るようにと言い残され、出発待合ロビーに放置される。何とかAB男に連絡をとらねば。チケットカウンター(?)らしきところで事情を説明し、電話を貸してもらう。AB男お願いだ、出てくれ、、、と、繋がった!斯く斯く然然、私はインドに入国できませんと伝えるとAB男は、明日の朝一で動くから今晩は頑張って空港で待機するようにと私に言う。

と、ここで中略。ムンバイ日本領事館のIさんにMHA(Maintained by Ministry of Home Affairs)にかけ合っていただき(本当にお世話になりました!)、次の日の夜9時頃ようやく晴れて自由の身に。中略の間には空港のインド人職員にだまされたりと、これまたいろいろあったのだが次の機会に。

結局のところ何が問題であったかというと、ビザがUnder considerationの状態ではFRROの許可なしに出国してはいけなかったということ。出国の際には問題なかったのであるが、入国の際に引っかかってしまったのである。「このビザの状態でも別に問題ない。」というのは、インドに滞在している限りのことであって、インドを出国した際にはこの限りではないということだったのだ。

そんなこと全く聞いていない!!!(本当に。。。)

FRROの役人が然るべき情報の伝達を怠っていたのである。基本的にインド人は、聞かれなければ言わない。たとえそれが、先方から伝達すべき情報であっても。聞かない方が悪いとの扱いをされることも多々あるのだ。

それと、なんで私がここまで自分を信じて最後まで踏ん張れたかというと、入国できないなんて、ぜーったいに嘘とかたくなに信じていたからである。インドでは相手の言っていることを鵜呑みにしてはいけない。何せ人々の情報の共有がなっていない国なので、入国できないなんて間違いでした、なんてこと十分に起こり得たのだ。

結局3ヵ月後には日本へ強制送還されるはめになるんですけどね。それはまた今度。


Bolie

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# by neighbor-indian | 2008-01-12 21:33 | Bolie


by neighbor-indian
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「となりのインド人」について
インド企業で働く日本人女性3人が、実際にあった中流階級インド人にまつわる怒り、涙ありの話を披露いたします。
マジ?と日本人の常識からあまりにもかけ離れたことがインドでは盛り沢山です。でもこれぜーんぶ本当の話!!

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